R100
R100を観てきましたよ。
あらすじ
禁断の扉を開き、謎のクラブに入会してしまった主人公の摩訶不思議な体験を描く。都内有名家具店に勤務する片山貴文は、「ボンデージ」という謎めいたクラブに入会してしまい、それ以降、さまざまなタイプの美女が片山の日常生活の中に現れるように。過激なボンデージに身を包み、家庭や職場にも出現する美女たちは、片山をこれまでに味わったことのない世界へといざない、プレイは次第にエスカレートしていくが……。(映画.comより)
以下ネタバレです。
あらすじ
禁断の扉を開き、謎のクラブに入会してしまった主人公の摩訶不思議な体験を描く。都内有名家具店に勤務する片山貴文は、「ボンデージ」という謎めいたクラブに入会してしまい、それ以降、さまざまなタイプの美女が片山の日常生活の中に現れるように。過激なボンデージに身を包み、家庭や職場にも出現する美女たちは、片山をこれまでに味わったことのない世界へといざない、プレイは次第にエスカレートしていくが……。(映画.comより)
以下ネタバレです。
前半は怖ろしいほど退屈でしたが、後半(唾液の女王様以降)は面白かったです。私が松本映画に求めていたものがやっと観れたなと。つまり、バカバカしくて下品で幼稚な発想とその映像。あのテンションが100分持続していたら、世紀の珍品として99パーセントの客の罵倒と1パーセントの信者の喝采で迎えられていたのではないでしょうか。少なくとも、私は全力で擁護しましたよ。
だからこそ、劇中劇構造にして逃げに出たのは失望しました。今まで観た映像は100歳の監督が撮った作品なんですと言われてもねえ…。で、映画関係者が登場してつっこみどころを羅列していくわけです。
「丸呑みの女王様って何だよ」
「SMクラブボンデージの目的がわからない」
「SMクラブにCEOがいるってどういうことだよ」
…何ですかね。そんなに賢く見られたいんですかね。観客につっこみを入れられる事も許容できなくなってしまったんでしょうか。作品後半の、知性のかけらもない狂ったノリを本気で作ってると思われるのがそんなに都合が悪い事なのでしょうか。
10代の頃から『ごっつええ感じ』や『ガキの使い』に熱狂してきた人間としては、悲しいというか、空しいというか。本当、ただただ失望しました。
マゾ的においしいシーンもあまりないです。
大地真央&YOUの寝取られプレイ(?)くらいでしょうか。
というか、松本人志はマゾじゃないのでは?女王様とSMに対する愛情やこだわりみたいなものがこの作品からは感じられないんですよねえ。唾液プレイにおける無駄なディテールの積み重ねを見るにつけ、フェチ寄りのマゾなのかもしれませんが。あの唾液プレイは一般人はドン引きでしょうね。
あの豪華女優陣が全く魅力的に撮れてないのが痛い。これじゃ、SM人口増えないだろうし、この作品を観てSMに目覚めましたって人も出てこないでしょう。
…それはわからないか。
そういえば、エンドクレジットで『新宿Myrrh』と『六本木mode et Baroque』の名がありました。所属の女王様が出演してるのでしょうか。
というわけで、『凶悪』という映画が面白いので観にいってみてください。
だからこそ、劇中劇構造にして逃げに出たのは失望しました。今まで観た映像は100歳の監督が撮った作品なんですと言われてもねえ…。で、映画関係者が登場してつっこみどころを羅列していくわけです。
「丸呑みの女王様って何だよ」
「SMクラブボンデージの目的がわからない」
「SMクラブにCEOがいるってどういうことだよ」
…何ですかね。そんなに賢く見られたいんですかね。観客につっこみを入れられる事も許容できなくなってしまったんでしょうか。作品後半の、知性のかけらもない狂ったノリを本気で作ってると思われるのがそんなに都合が悪い事なのでしょうか。
10代の頃から『ごっつええ感じ』や『ガキの使い』に熱狂してきた人間としては、悲しいというか、空しいというか。本当、ただただ失望しました。
マゾ的においしいシーンもあまりないです。
大地真央&YOUの寝取られプレイ(?)くらいでしょうか。
というか、松本人志はマゾじゃないのでは?女王様とSMに対する愛情やこだわりみたいなものがこの作品からは感じられないんですよねえ。唾液プレイにおける無駄なディテールの積み重ねを見るにつけ、フェチ寄りのマゾなのかもしれませんが。あの唾液プレイは一般人はドン引きでしょうね。
あの豪華女優陣が全く魅力的に撮れてないのが痛い。これじゃ、SM人口増えないだろうし、この作品を観てSMに目覚めましたって人も出てこないでしょう。
…それはわからないか。
そういえば、エンドクレジットで『新宿Myrrh』と『六本木mode et Baroque』の名がありました。所属の女王様が出演してるのでしょうか。
というわけで、『凶悪』という映画が面白いので観にいってみてください。