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あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

ルールと逸脱

例えば、街中でご主人様に「今ここで全裸になりなさい。」と命令を受けたします。普段「ご主人様の命令は絶対です。」などと吹いてしまっているであろう私は、だけど「で、出来ません。」と答えるのだと思います。

だって、捕まるし。公共の場で裸になってはいけない決まりになってるし。

つまり、ご主人様の命令より社会のルールを優先するということですね。
何が絶対服従かと。

ただ、「社会のルール>ご主人様の命令」という優先順位も絶対的なものではなく、状況によって変わったりします。
例えば、「全裸になりなさい。」の命令が人通りの少ない深夜の公園だったら、裸になるかもしれません。
捕まるリスクが格段に減るし。
公共の場で裸になってはいけないといっても、ご主人様の命令に従うのはマゾの悦びですし。

まあ、簡単に言ってしまえば、自分へのリスクの大小で社会のルールを選ぶかご主人様の命令を選ぶか選択が変わる、そんなところです。
何が絶対服従かと。

また、リスクの大小など関係なく従えない命令もあります。
例えば「あいつを殴りなさい」みたいな人を傷つけるような命令には従えません。絶対に捕まらないという保証があっても、従えません。
それは、社会のルールではなく、それこそ倫理のようなものに関わる問題だからなのかもしれませんし、何だかんだ言っても結局はリスクの問題なのかもしれません。


そもそも、あまりに反社会な命令を出すS女性など碌なものじゃないといえるでしょう。
基本的には私もそう思います。
でもですねえ、自戒も込めますが私たちマゾはS女性に完璧を求め過ぎなんじゃないかと。S女性も人間です。人間である以上完璧などありえません。イライラのあまり、むちゃくちゃな命令を出すこともあるのではないでしょうか。

その姿に幻滅するのは、マゾの姿勢として如何なものか。
むしろ、いつも完璧に見えるご主人様の人間的綻びを目にして、我々は萌えるべきなのではないでしょうか。
想像してみて下さい。
ご主人様が、こちらに向かってきます。もう、歩く姿を見ただけで怒ってるとわかるわけですよ。
その剣幕に怯えつつ、話を聞いてみると行きがけによった店の接客が酷かったと。そして、ご主人様がこう言うのです。「ああ、話したら余計ムカついてきた。○○!お前ちょっとあの店員をぶん殴ってきなさい!」
…どうですか。めちゃくちゃ萌えませんか。
私は萌えます。
「むちゃくちゃな命令を出す、○○様萌え~。」です。

…まあ、この姿勢もマゾとしてどうかという話しですが。
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makoto139

Author:makoto139
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