あらゆる物事をM視点で語るブログ

『黄金チャーハン』というメニューを目にしたとしましょう。
あなたはきっとご飯に玉子がよく絡んだ黄金色に輝くチャーハンを思い浮かべるのでしょう。
食欲がそそられる想像です。
あなたは早速店員を呼んで『黄金チャーハン』を注文しようとするかもしれません。
だけど、ちょっと待ってほしい。
果たして『黄金チャーハン』を注文したら、ちゃんと『黄金チャーハン』が出てくるものなのでしょうか。あなたの『黄金チャーハン』とお店の『黄金チャーハン』が同じものである。それは奇跡のような確率なのではないでしょうか。
そもそもあなた、ちゃんと『中華料理屋』或いは『ラーメン屋』に入りましたか？そこ、料理を提供するお店ですか？店員に確かめましたか？
値段がやけに高額だったりしませんか？
そのメニュー表、オプション表じゃありませんか？
あなたが入ったお店、SMクラブじゃありません？
だとしたら大変です。中華料理屋で提供する『黄金チャーハン』とSMクラブの『黄金チャーハン』は別物ですから。
…いえいえ、何があってもおかしくない時代です。中華料理屋風のSMクラブがないとも限らないじゃないですか。SMクラブ風の中華料理屋も同様です。
『中華料理屋』か『SMクラブ』か。どちらの『黄金チャーハン』か。
予め確かめる術は、ありません。
まあ、とりあえず注文してみようではありませんか。そこから全てが始まるのですから。