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あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

千夜一夜の物語

千夜一夜物語

wikiより

妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール(英語版)王が、国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、大臣の娘シェヘラザード(シャハラザード、شهرزاد)が自ら王の元に嫁ぐ。シェヘラザードは毎夜、王に興味深い物語を語る。王は続きの話を聞きたいがために二百数十夜に渡ってシェヘラザードを生かし続け、ついに殺すのを止めさせるという物語が主軸(一番外側の枠物語)となっている(また、姉のシェヘラザードの傍らに、妹のドゥンヤザード(英語版)もいる)。話が佳境に入った所で「続きはまた明日」とシェヘラザードが打ち切るため、王は次の話が聞きたくてシェヘラザードを殺すのを思いとどまり、それが二百数十夜続いた。

…という物語を言葉通りに受け取ってしまうと、千夜一夜物語の真実を見抜く事はできないわけです。
そもそも、この外枠の物語って必要ですかと。そんな前置きなどなく、シンドバッドの物語が始まっても問題ないですし、そうでなくとも、母親が子供に聞かせる形にしても通じるのです。何故こんなややここしい背景が必要なのか。
それは、この背景こそが千夜一夜物語の本質だからです。鍵は、語り手が女性であること、その女性と二百数十夜を共にしたこと、そして「続きはまた明日」という言葉です。
もうおわかりでしょう。王は毎夜毎夜「おあずけ」されていたのです。射精管理ですね。千夜一夜物語とは、射精管理の物語なのです。
その真実に気付いた時、我々は二百数十の物語の裏に隠された王と娘の夜に思いを馳せるのです。一つ物語るごとに積み重なる欲情と紡がれる絆に思いを馳せるのです。
…羨ましいですね。
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