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あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

トイレを貸してください

 コンビニのトイレなどで、以下のような文面の貼り紙を目にします。
 『防犯のため、トイレを使用する場合は必ず店員に声をお掛け下さい』
 要約すれば「お前が怪しい奴かどうか面通しするから声をかけろよ」ということですね。
 少々癪に触らない事もないのですが、まあ様々な事件が紙面を賑わす昨今、防犯意識が高いのは悪い事ではありませんからね。こちらも協力するべきだろうと店員に「トイレを貸してください」と声を掛けるわけです。
 ところが大抵の場合、
 「どうぞー」の一言で、大して警戒される事もなく借りられてしまうんですよね。
 いや、いいんですよ。こちらとしては面倒もなくトイレを借りられた方がいいわけですから。ただ、どうなんですかその防犯意識、とは思いますよね。もっとこうあるだろうと。何か損した気分になるんですよね。

 例えばですよ。
 トイレを借りようとコンビニに入ったら、店員が妙齢のセクシーな女性なんですね。ちょっとした恥ずかしさを覚えつつ、
 「トイレを貸してください」と声を掛けるわけです。
 そうしたら、その女性店員がこちらを上から下まで値踏みするように見て、
 「ダメです」と。

 この程度の防犯意識が最低減必要なのではないかなと思うんですよね。
 勿論、これが最低限で本当はもっと意識を高く持つべきなのでしょう。例えば、しつこく食い下がってきた時の対処法も考えておくべきです。

 「そう言わずに何とか貸していただけないでしょうか…」

 「い・や・で・す・。いやです」

 とにかく隙を見せない事が肝要です。まあ、それでも押してくる方もいるでしょう。その時は方向性を変えてみる手もあります。

 「お願いします。恥ずかしい話ですが、もう漏らしてしまいそうなんです。トイレを貸してください…」

 「いやだって言ってるでしょ。お前がどうなろうと私は知ったことじゃないの。漏らしそうなら漏らせばいいじゃない。うちでおむつでも買えば。…あ、おむつは売ってないか。じゃあ、そこに売ってる生理用品でしなさい。ちゃんと多い日用を買うんだよ」

 「そんな…。何とか何とかトイレを貸してください。」

 そこまでお願いしてくる客がいるようでしたら、土下座の一つでも強要してから言ってあげましょう。

 「はあ…。そんなに行きたいのなら貸してあげる」

 「本当ですか。ありがとうございます。ありがとうございます。」

 客は急ぎ足でトイレに向かうでしょうから、そこでトドメです。

 「どこへ行くの?お前に貸すトイレはこっち」

 そう言ってから、レジカウンターの下からプラスチック製の洗面器を出すのです。

 「お前はやっぱり怪しいから、ここで、私の見てる前でしなさい。トイレを貸してあげたんだから、笑顔でありがとうございますといいながらオシッコするのよ」

 「…はい。ありがとうございます」

 
 何というお得感でしょう。これ位防犯意識が高い店であれば、何度も行きたくなるってものです。トイレを借りたいと言って、直ぐ貸す既存のコンビニは改めるべきです。じらしは大切。
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makoto139

Author:makoto139
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