あらゆる物事をM視点で語るブログ

正月は実家に帰省していました。
といっても、距離的には現在住んでいる場所とは大して離れていないのですが、そこはそれ、実家周辺には青春時代の思い出が詰まっています。勿論、街の風景はあの頃とは大分変わってしまいましたが。

初めてエロ本を買ったコンビニが無くなっていたり、始めてエロビデオを借りたビデオ屋の名前が変わっていたり、青春の１部を失ったみたいで悲しいですね（何と言うしょぼい青春…）。

初めて買ったエロ本は、デラべっぴんでした。ごく普通のエロ本ですね。ＳＭ雑誌じゃないことに我ながら驚きました、その頃にはＭの自覚があったはずですが。
ＳＭ雑誌を始めて買ったのはもう少しの後のことです。その時のことはよく覚えています。何しろ、ＳＭ雑誌をレジに出した時のおばちゃんの表情まで覚えてますから。
無表情なんです。無表情なんですけど無表情を装ってるように見えたんですよね。嫌悪感をひた隠すための無表情といいますか。
始めてＳＭ雑誌を買った高揚感など無く、落ち込んで帰りました。
Ｍに対する世間の目の冷たさを実感したのもこの日が始めてだったのかも知れません。

ネット上にエロ動画がいくらでも落ちてるこのご時世に、エロ本を好んで買う人ってどの程度いるんですかねえ。
いまの中高生はエロ本の廻し読みなんてしないんだろうなあ。色々な所に廻って行く内に、誰のエロ本だったかわからなくなっていくんですよね。もはや、みんなのエロ本というか。
マルクス主義の理想がそこにありましたね。



久しぶりにエロ本でも買いに行こうかな。