2ntブログ
Log in | Home

あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

M視点で語る映画⑨『ミッド・ナイト・イン・パリ』

『ミッド・ナイト・イン・パリ』という映画を観ましたよ。
ストーリーはこんな感じ↓

ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も捨て切れずにいた。ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。(シネマトゥデイより)

いや、いい映画でした。大人のデートムービーって感じ。つまり、私みたいな童貞に毛がはえたようなクソ虫が観ちゃいけない映画ですね。

何と言うかですね、憧れの女御主人様が『ミッド・ナイト・イン・パリ』を観ている姿を見ていたい、そんな雰囲気の映画なんですよね。
例えば、メイド奴隷として部屋の角で御主人様の呼び出しに備えて待機していたとしましょう。
御主人様は赤ワインなんかを嗜みながら、テレビを観ています。
その時、テレビ画面が映し出してるものって、実は重要な気がするんですよね。つまり、御主人様が何を観ているか。
私としては、そんな時バラエティー番組や報道番組より映画を観ていてほしいのです。それも、『ターミネーター』や『ロード・オブ・ザ・リング』のようなハリウッド超大作や、あるいは『風と共に去りぬ』のような文芸作品ではなく、肩肘張らず、それでいて上品、そんな作品を観ていてほしい。そう『ミッド・ナイト・イン・パリ』のような。
もうね、『ミッド・ナイト・イン・パリ』を観るご主人様の図、を想像するだけでウットリしてしまいます。
いえ、もっとあけすけに書いてしまえば、『ミッド・ナイト・イン・パリ』を観るご主人様の図は、私にとって自慰ネタになり得ます。
男友達と素敵なレストランで『ミッド・ナイト・イン・パリ』を語り合う御主人様がとかさ。たまらんですね。
石ころ帽子を被ってずっと眺めていたいですね。
淫語ですよ。淫語。御主人様の口から出る「ミッド・ナイト・イン・パリ」という単語は。
私にとっちゃ「お○んこ」より「ミッド・ナイト・イン・パリ」ですよ。

邦画にはそういった映画ってないんだよなあ。
御主人様にワインを飲みながら観ていてほしい映画がない。
邦画でももっと大人のための映画があってもいいと思うんですけどね。悪い表現で言えば、気取った映画。
ある方が日本人は何でも敷居を低くしてしまうと仰ってましたけど、その通りだよなあと。
大体、私みたいな奴が『ミッド・ナイト・イン・パリ』を観れてる時点でおかしいんですよね。
「お前みたいな童貞臭いマゾが観る映画ではございませんし、観ても楽しめないと思いますよ、坊や。」と断わらないと。
…そんな映画館があったら、門前払いされるために通い詰めますけどね(笑)
Comment
[] #
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます 2012.06.14 Thu 12:39 [Edit]
makoto139 [URL] #-
コメントありがとうございます。

おお、パリに行ったんですか。
羨ましいです。
夢のような街ですかあ。
なるほど、正にあの映画のような街なんですね。

ちなみに私は1人で観に行きました。
周りはカップルだらけでしたけど寂しくはありませんでしたね。ええ。
…ええ。
Re: タイトルなし 2012.06.15 Fri 00:01 [Edit]
homer [URL] #Tnp6hBJo
 粋な映画ですよね。

 僕は「マンハッタン」や「アニーホール」でウディ・アレンにハマった世代です。

 彼の作品は久しぶりに観たけど、変ってないというか、いい意味でワンパターンというか、安心しました。

 近代絵画の巨匠たちがカメオ出演みたいに次から次へと登場するあたり、笑わせてもらったりして。

 それにしましても、「女王様に観て頂きたい映画」という発想に脱帽です!いいね!

 そういう手があったのかい(^^)てな感じです。僕もこのコンセプトでブログに書いてみたいと思います。

 って、makotoさんのネタをパクろうとしているのにあつかましい~

 ちなみに僕もパリには3回ほど行ってますが、観光地ばかりでロマンチックな思い出は一つもありません。のんびりできればいいんだけど、個人的にはそれほどお気に入りの街ではないです。

 だけどウディ・アレンの手にかかるとニューヨークみたいに魅力的な街に見えてくる。今度ゆっくりと、映画の中に出て来たスポットめぐりをしてみたいですね。



観てきました 2012.06.15 Fri 19:27 [Edit]
makoto139 [URL] #-
コメントありがとうございます。

ああ、正に粋な映画という表現がぴったりきますね。
ウディ・アレン作品を今まで観た事なかったので、色々遡ってみたいなと思ってます。
Re: 観てきました 2012.06.17 Sun 22:51 [Edit]








(編集・削除用)

 

管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://gobouya.blog.2nt.com/tb.php/197-701cf22a
プロフィール

makoto139

Author:makoto139
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム