あらゆる物事をM視点で語るブログ

あなたは子供の頃に思い描いていた、理想の人生を歩んでいますか？
理想の職業に就けていますか？
理想の家庭を作れましたか？
理想の恋人に出会えましたか？
理想の恋人と理想の初体験が出来ましたか？


私ですか？
子供の頃に何を思い描いていたか覚えていませんが、残念がら理想の人生を歩んでいるとは思えませんね。
理想の職業にも就けていません。
理想の家庭どころか、家庭を作れるかどうかも分かりませんし。
理想の恋人にも出会えていません。
初体験？思い出したくもないです。

まあ、理想とは無縁ですな。理想とは程遠い人生でしたし、これからも理想とは程遠い人生を送ることでしょう。
いやだからといって、人生に悲観しているわけではないんですけどね。
それにしても、これだけ理想とは程遠い、『理想の○○』を手にしたこともない人生を送ってきたのに、どうしていまだに『理想の○○』を追い求めてしまうのでしょうか。

理想の職場
理想の主従
理想の自慰(笑)

そして、理想の初体験が叶えられなかった私にとって、どうしても叶えたい『理想の○○』があります。それは、ある意味で初体験と対をなすもので、だからこそ私にとっては重要でこだわってしまうものなのです。
極論かもしれませんが、理想の初体験へのこだわりとは、男になる瞬間へのこだわりと言い換えられないでしょうか。ならば、私のような性癖の人間が男を失う瞬間にこだわるのは至極真っ当な思考のように思えます。
そう、私がどうしても叶えたい『理想の○○』とは、インポに関することです。私にはインポになる理想のシチュエーションがあるのです。

…うーん、歪んでますかね。
ただ単に、計らずも男になってしまった身としては、せめて男でなくなる瞬間を楽しみたいというだけの話なんですけどね。
あれです、武士が「如何に死ぬか」にこだわったのと同じです。マゾたる私は「如何に男を失うか」にこだわると。
要はソフトな去勢願望なんでしょうね。

御主人様に男としての尊厳を握り潰され、恐怖のなかで去勢される。
或いは、奴隷としての快楽を心身共に植えつけられ、気が付くと男であることを忘れたかのように去勢されている。
うーん、どっちも憧れるなあ。


…でも、現実はそれこそ失敗を繰り返した初体験の裏返しで、なかなか男を失うことが出来なかったりするのでしょうね。次はきっと上手く男を失えるよ、なんて御主人様に励まされたりなんかして。