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あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

世界は憎しみに満ち満ちている

私も学生時代いじめられてました。
まあ、私の場合そんな大したものじゃなかったですけど。「おい、ジュース買ってこい」とか「おい、何か面白いことやれよ」とかそんな程度のものです。もしかしたら、いじめられてたなんて言う資格はないのかもしれません。当時のあいつらへの恨みなんてきれいさっぱり忘れてるし。

でも、あの頃の私にとっちゃ深刻な問題だったわけです。
いや、本当辛かった。寝ると明日が来てしまうからという理由で、延々と起きてたりしましたからねえ。アホですわ。

で、当時何が辛かったって、相手をうまく憎むことが出来なかったことなんですよね。ぶん殴ってやりたいとか、殺してやりたいとか、そういう負の感情が沸き上がるごとに必死に押さえつけて、それが本当に辛かったんですよねえ。そういった感情を持つ事はあいつらと同じになるという事だ(キリッ)。なんて思ってたわけですよ。やはり、アホですわ。
そうやって、負の感情を押さえつけて押さえつけて、どうなったのかといいますと…。
ある日、キレました(笑)
奇声をあげながらいじめっ子に飛び蹴りを喰らわしたんですよねえ。
まあ、大したダメージはなかったと思いますよ。ただ、呆気にとられただけで。
でも、あの時ナイフなんか持っていたら、物騒な話、イってたとおもうんですよねえー。

いい思い出です。いや、本当に。これ前にも書いたち思いますが、大切な思い出なのです。
私にだって人を憎めるし、人に飛び蹴りを喰らわせられるし、極端な話、人を殺せる。
私の中には私ではないどす黒い何かがいる。そして、そいつはとんでもない力を持っている。
それを知った大切な思い出です。

自分の負の感情を押し込んでみないようにする、それも悪くないのかもしれません。でも、その負の感情を覗き込む行為って大事なことのように思うんですよね。自分の知らない自分に出会えるというか。それだけで大分楽になるというか、救われるんですけどねえ。


ニュースを見ると殺人事件が溢れているじゃないですが。20歳学生が、30歳会社員が、40歳自営業が、様々な理由があるにせよ、殺人を犯しています。つまりですよ、人を殺すことは何ら特別なことではなく、誰しもが殺人者予備軍なのではないでしょうか。
勿論、あなたも。
あなただって、あなたを苦しめる奴らを殺すくらいのどす黒いエネルギーを秘めていたのです。
あなたの間違いは、自分自身を過小評価したことではないでしょうか。あなたは他の殺人者予備軍と同じように殺せた。
世界は憎しみに満ち満ちています。あなただって、世界に憎しみを吐き出す権利があった。遠慮することなんてなかったのです。
憎しみに満ち満ちた世界を仰ぎみれば、いくらだってあいつらを殺す方法を見つけることができたのです。
残念です。本当に。
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makoto139

Author:makoto139
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