あらゆる物事をM視点で語るブログ

「女は包茎のち○こを見ると不安になる。」
と言ったのは友人のＦだ。
「勿論、子供は例外な。大人のち○こ限定。」
私はあまりに見当はずれな回答にただ唖然とする。
「女っていうのは俺たちが思っている以上にち○こに対して無知で、様々な勘違いをしている。その中の一つが、男の人は大人になるにつれてち○この形が変化していくってやつなんだよな。つまり、子供の頃は被っているけど、大人なるとみんな剥き出しになると思い込んでるわけ。でも、そうじゃないじゃん。俺やお前みたいな例もあるわけだ。」
「そこまで無知じゃないだろ。向こうだって大人になっても被ってる男がいる事くらい知ってるんじゃねえの。」
会話の軌道修正をしなければならないのに思わず反論してしまう。
「いや、確かに知っているのだろう。でも間違いなく、大人になっても被ってる男は普通じゃないと思い込んでるわけよ。そして、女達が被っているモノを見て普通じゃないと感じることを男達は知っている。だから、男達は隠す、ごまかす、そんなものは存在しないかのように。…普通じゃないものは常に隠蔽される運命にある。情けない話だと思わないか。」
「まあなあ…。」
「話を元に戻そう。女は包茎のち○こを見ると不安になる。当然だよな。人間、普通じゃないもの、未知なるものを目の当たりにすると不安になるように出来てるんだから。」
…もう少し話を戻して、私の質問を思い出してくれると助かるのだが。
「俺はさ、付き合った女には自分の包茎ち○こを積極的に見せるようにしている。変態じゃねえぞ。包茎ち○こを通して、普通じゃないもの、未知なるものを目の前にした時どんな対応をするのか、それを見たいわけよ。包茎ち○こという名の試練だな。…大抵の子は戸惑ったような顔をしたり、どうすればいいのかわからないと不安そうな態度をとる。でも、彼女は違った。戸惑う事も不安がる事もなかったよ。それどころか、笑顔で楽しそうに遊んでた。その時、思ったよ。ああ、彼女とだったら未知なる困難も一緒に笑顔で乗り越えられるって。…それが、お前の質問の答え、彼女と結婚を決めた理由だよ。」
…どうやら、Ｆは質問の内容を忘れていなかったようだ。長々と語っていたが、要するにこういう事だろう。
〈共通の趣味〉があったから休息に仲が深まって、遂には結婚に至ったと。