あらゆる物事をM視点で語るブログ

人として男として考えるとどうなのかわかりませんが、マゾとしては間違いなく幸せな時代に生まれました。
昔に比べてＳＭクラブの敷居が下がって、ある程度気軽に入れるようになったし、それに加えてＭ性感やオナクラ等の新たに生まれた風俗がともすれば従来のＳＭクラブでは満たされないマゾの多様な欲望にも対応してくれます。
またネットの発達によって出会いのチャンスは格段に広がりました。Ｓ女性とＭ男性専用の出会い系掲示板なんて限りなくあります。
ＳＭ関連の映像作品も家にいながらにして簡単に手に入ります。
本当に幸せな時代に生まれたものです。

反面、そういう時代ならではの問題というか面倒臭さみたいなものもあるのでしょう。
例えば人間関係。ＳＭ行為をしたわけではないがよく知っているＭ男あるいはＳ女、などという人間関係はかつてはほとんどあり得なかったのではないでしょうか。相手がＳ／Ｍだと知っているの跪かない／跪かせないという人間関係。そういった相手に対してどうふるまったらいいのか、想像がつきません。
ＳＭカップル同士のダブルデートとかもありそうです。きっと相手カップルの目が気になってしょうがないでしょうね。そんな時はきっと、ＳはよりＳを、ＭはよりＭを演じて普段より厳格な主従関係になるのでしょうね。いわばよそ行き主従関係です。
ちょっと知り合いＳＭカップルの調教手法を褒めたら「よそはよそ。うちはうち。そんなに羨ましいなら、よその奴隷になればいいじゃない！」なんて言われて涙目になったり。
Ｓ女性同士の奴隷品評会なんかもあったりするのでしょうか。
様々に着飾った奴隷達が主に恥をかかせまいと、より美しく鞭を受けより気品高く人間便器になる、そんな場。いや、怖ろしい。気品高い人間便器とはどのようなものなのかさっぱりわかりませんが、とにかく怖ろしいです。とても自分には務まりそうもありません。
…ま、そんな時はよそ行き用の奴隷を連れて行き、自分は留守番に決まってますがね。

色々考えるにつれ、大変な時代ですな。これからはお互いのことだけでなくＳＭ内世間を気にしなくてはならないのですから。ご主人様のことだけを考えればいいなどという、幸せなマゾの時代は終わったのです。
…なんつって。