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あらゆる物事をM視点で語るブログ

日々妄想

特別教師

マゾであるということが、自分にとって深刻な問題でなくなったのはいつの頃からだろうか。
少なくとも思春期の頃は自分のM性が嫌で嫌で仕方ありませんでした。同級生の女の子に苛められるのを想像して欲情する自分が、吐き気を催すほど気色悪く感じたものです。
自分の性癖を認められないというのはなかなか辛いもので、おかげでその頃の良い思い出というものが全くありません。まあ、とにかく無気力でしたね。

性というのは日々を生きる上で必要不可欠なエネルギーだったりするわけで、その性と上手く付き合えないと生き難くなるのでしょうね。自分はまさしくそんな状態でした。
そんな状態に変化をもたらした要因のひとつがネットだったように思います。
ネットの世界はM男だらけでした(そんなページばかり探してたからですが…)。自分なんかとは比べ物にならないツワモノのMがたくさん。しかも楽しそうだ。
Mであることってそんな深刻な問題じゃないんだなって、一気に心が軽くなりました。
その頃に読んでいて、今でも時々思い出すホームページがあります。S女性が、奴隷である男性との日々を書いたホームページだったんですけど、もうそれが普通の恋愛してる男女と変わらないんですよね。慈しみあったり、嫉妬したり。
Mであることと恋愛が結びついてることに、ただただ感激しました。

色々な性癖の人間がいて、大抵の人はその性癖と適当なところで折り合いをつけて生活している。別に特殊な性癖を持っていたからって、特殊な人生が待ち受けているわけではない。
当たり前のことですね。でも、その当たり前なことがわからなかったりするわけです。私がそうでした。

つまり、私はネットを通して性教育を受けたのだと結論づけるのは強引でしょうか。
いかに自分の性と向き合い、そして、折り合いをつけるか、その方法論を学ぶのが性教育なのだと私は思います。

というわけで、学校は性教育の特別教師としてM男性などの変態さんを招くように。そうすれば、少なくとも明るい変態にはなれるでしょうから。
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makoto139

Author:makoto139
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